Busabase V1.0 登場
レビューできる Agent の書き込みから、データ・知識・スキル・アプリが共存するワークスペースへ。Busabase 1.0 は複数の Agent で仕事の蓄積を共有し、次のタスクをゼロからやり直す必要をなくします。
リリース日:2026年10月29日
この数か月、私たちは一つの問いに向き合ってきました。複数の AI Agent を使うようになったとき、それぞれが行った仕事を、どうすれば次の仕事の出発点にできるのでしょうか。
調査結果はチャットに残り、仕事の進め方はあるプロジェクトのディレクトリにあり、顧客情報はまた別のツールにある。Agent を替えるたびに、資料を探し直し、背景を説明し、成果をチームが実際に使う場所へ移すことになりがちです。
Busabase は、Agent の書き込みをレビューでき、履歴をたどれるようにするところから始まりました。そして、データテーブル、ドキュメント、ファイル、スキル、アプリを、一つのワークスペースにまとめてきました。今では Muse、Grok Bot、Claude Code、Codex、WorkBuddy などの Agent プラットフォームから Busabase に接続し、共有の資料を読み、新しい成果を書き戻せます。
本日、Busabase 1.0 を正式にリリースします。
これは単なるバージョン番号の変更ではありません。使い慣れた Agent を接続し、共有の知識や仕事の進め方を読み、タスクを終えて成果を残す。必要に応じて人がレビューし、チームやアプリ、次の Agent が引き継ぐ。最初に思い描いた仕事の流れが、一つにつながったことを示す節目です。
Agent が違っても、コンテキストは同じ。ツールを替えても、仕事を最初からやり直す必要はありません。
✨ 新機能
1.0 は、数か月にわたる継続的な進化のマイルストーンです。以下の機能は、すべてが今回初めて加わったものではありません。これらがそろって、現在の Busabase を形作っています。
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複数の Agent が共通の仕事の蓄積を使って協力:Busabase は、今使っている Agent を置き換えるものではなく、共通の読み書き先となるワークスペースを提供します。Agent Skill、MCP、CLI、API など、それぞれの環境に合う方法で接続すると、各 Agent は権限の範囲内で同じレコード、ドキュメント、プレイブックを読み、成果を次のタスクに残せます。
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チャットの回答を、継続して管理できるデータに:Base で顧客、プロジェクト、コンテンツ、調査結果を構造化されたレコードに整理し、同じデータをテーブル、看板、カレンダー、ギャラリーで表示できます。関連付け、ルックアップ、数式、フィルター、フォームを使えば、Agent は回答を届けるだけでなく、更新し続ける業務情報の管理にも参加できます。

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一度きりの添付ファイルを、人と Agent が共用するナレッジベースに:ドキュメント、Drive、ファイルをデータテーブルと同じワークスペースに置くことで、プロジェクトの説明、元資料、納品ファイルが各所に散らばらずに済みます。人は直接読んでプレビューや検索ができ、Agent は関連する内容を探して読めるため、結論とその根拠となる資料を一緒に残せます。
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繰り返す説明を、共有できる仕事の進め方に:フィールドの定義、執筆要件、顧客フォローの手順などを Skill やカスタムプロンプトとして保存し、「プレイブック」でまとめて探して再利用できます。方法は特定の Agent の設定だけでなくワークスペースに残るので、Agent を替えても同じ説明を読めます。

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成果を保存するだけでなく、成果からアプリを作成:AirApp を使うと、Agent がワークスペースのデータを基に、顧客向けの作業画面、コンテンツ管理画面、業務ダッシュボードを構築し、人が Busabase 上で利用できます。テンプレートは、データ構造、サンプルコンテンツ、プレイブック、任意のアプリ画面をまとめてワークスペースに取り込みます。インストール後も Agent との対話で作業を進め、要件に合わせてデータやアプリを調整できます。
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自動化の速さと、変更への説明責任を両立:書き込みは Change Request を通じて説明、差分、履歴を残します。書き込み権限があれば直接反映でき、人の確認が必要な場合は受信トレイでレビューを待ちます。具体的な変更を確認し、フィードバックや承認、却下ができるため、効率と重要事項の決定権を両方保てます。
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同じ仕事の進め方で、自分に合う導入形態を選択:ローカルのオープンソース版、セルフホスト、Busabase Cloud から、データの保存先、運用、チームでの共同作業に合わせて選べます。どの形態でも、人と Agent が共通のデータ、知識、スキル、アプリを使って仕事を進めるという中心は変わりません。
たとえば、Claude Code にプロジェクトの調査をドキュメントとレコードに整理してもらい、Codex がその資料を読んで実行計画を起草できます。チームは Busabase で重要な変更をレビューし、看板や AirApp で進捗を追い、新しい要件を Agent に渡します。共有するのは各プラットフォームのチャット履歴ではなく、自分で Busabase に保存すると決めた、継続して読み、更新できる仕事のコンテキストです。
🔧 使いやすさの向上
1.0 を迎える最後の一週間も、この仕事の流れを磨き続けました。同じ説明を繰り返す手間を減らし、引き継ぎをしやすくし、毎日ワークスペースを開くときの使い心地を整えています。
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スペースの指示で、毎回のタスクに必要な共通背景を保存:管理者はスペース設定でチームのビジョン、価値観、デザインスタイル、共通要件を管理でき、メンバーは内容を確認できます。接続ガイドは、新しいタスクの開始時に最新のスペースの指示を読み、その後で適切なプレイブックを探すよう Agent に案内するため、毎回チームの背景を説明し直す必要がありません。
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今見ている内容を、ひと操作で Agent に引き継ぎ:「場所をコピー」、サイドバーの「Agent 用にコピー」、ショートカットを使うと、現在の内容の場所と接続ガイドをまとめて渡せます。新版 Busabase Skill はワークスペースのリンクをタスクの対象として認識し、設定済みの接続で資料を読み取るため、Agent が Web ページを開いてログイン画面で止まるケースも減らせます。
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チャットのコンテキストを確認し、自分で選択:現在のページへの参照、ファイル、プロンプトをコンパクトなコンテキストタグで表示します。送信前に確認や削除ができ、送信後も渡した内容を振り返れます。チャットで
/を入力すると、Agent 自体のコマンドだけでなく、現在のスペースでアクセス権のある Skill も直接選べます。 -
Agent が何をしているかを、よりわかりやすく表示:Buda 経由のセッションでは、計画、ツール操作、ファイルの変更、回答が必要な質問を表示し、完了後は最終結果を残せます。対応モデルではモデルメニューから思考レベルも選べます。接続の詳細、カスタム名、実際に接続した人の情報により、どの Agent を使っているのかをチームで把握しやすくなりました。
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関連データを、つなげて活用:双方向の関連付けを両側から編集でき、ルックアップフィールドとそれを参照する数式は、現在表示できる元データを使います。ビューでは AND/OR 条件の組み合わせも利用できます。顧客と商談、プロジェクトとタスクを単にリンクするだけでなく、まとめて検索、計算、フォローでき、関連付けの多いテーブルや看板での逐次読み込みの待ち時間も減らしました。
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レコードやファイルの確認で、作業を中断しにくく:テーブル、看板、カレンダーのレコードを詳細ダイアログで開き、一覧に戻ったときに元の位置を保ちやすくしました。看板では添付ファイルのサムネイル表示や画像カバーの選択ができ、ファイルプレビューは STL、OBJ、glTF、GLB の 3D モデルに対応しました。長い Word 文書も開きやすくなりました。
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成果をワークスペースの外へ届けやすく:公開共有フォルダーにディレクトリとパンくずを残し、受け取った人が単独のページだけでなく、共有範囲内を続けて閲覧できます。Agent、CLI、API から作る一時的な読み取り専用リンクは、必要に応じて最長7日間の有効期限を設定でき、レポート、レコード、レビュー待ちの内容の受け渡しに使えます。
🐛 不具合の修正
機能を整えるだけでなく、日常の仕事を中断させやすい細部にも集中的に取り組みました。
- 保存状態が実際の結果と一致するように:ホワイトボード、HTML、ワークフローで、保存中に編集を続けた場合も「保存済み」と誤表示する問題を修正しました。レビュー待ちと反映済みを明確に区別し、その後の編集を含む下書きも保持します。
- レビューを明示的に求めた操作は、先に承認を待つように:一部の Agent 操作で「先にレビューへ送る」という選択が失われ、書き込み権限があると直接反映される問題を修正しました。レビューを明示的に求めていない操作は、従来どおり既存の権限に従います。
- スペースを切り替えたら、前のセッションを持ち越さないように:Agent パネルをワークスペースとユーザーごとに分離しました。切り替え後に別のスペースのチャットタブや現在のセッションが残りません。
- 新しいフィールドとビュー設定が互いに上書きしないように:ビューから追加したフィールドは、そのビューの表示ルールに従って新しい列を表示します。列幅、フィルター、名前だけを変えた場合に古いフィールド表示設定まで送信しなくなり、バックグラウンド更新で編集中の下書きが意図せずリセットされる問題も防ぎました。
- 検索結果が現在のワークスペースをより正確に反映:終了した Change Request によって通常のレコードが重複表示される問題を修正しました。削除済みやアーカイブ済みの内容も、古い検索キャッシュに残って検索を妨げなくなりました。
- WorkBuddy の接続をより確実に:WorkBuddy のカスタム MCP コネクターが使う認可コールバックを追加し、クライアントの接続が誤って拒否されるケースを減らしました。
- スペース専用アドレスからの接続で、認可期限切れと誤表示しないように:スペースのサブドメインから Buda、ACPRouter へ接続する際の認可の問題を修正しました。キャンセル、再試行、並行接続時の状態表示も改善しました。
- メールの招待から正しいスペースへ参加できるように:招待メールから対象のスペースに入れるようになりました。招待が期限切れ、取り消し済み、または存在しない場合は、招待者に再送を依頼するよう明確に案内します。
1.0 は改善の終点ではなく、これからも積み重ねていける出発点です。
この数か月、Busabase を使い、意見を寄せ、一緒に磨いてくださった皆さまに感謝します。皆さまが Agent に任せた実際の仕事が、この製品を最初の構想から今日の姿へと育ててくれました。
次のタスクを、白紙から始める必要はありません。使い慣れた Agent を Busabase に接続し、すでに蓄積した知識、データ、仕事の進め方から続きを始めましょう。